活動報告
2019.10.07
主権者教育の授業に行ってきました!
今年の7月に、加西にある北条高校で、選挙についての授業の講師を務めました。いわゆる主権者教育の授業ですが、ここ数年、一年に2、3回、色々な学校に行かせていただいています。
今回は、出来るだけ、私が一方的に喋る授業にせず、双方向の授業にしようと心がけました。授業の冒頭に簡単なアンケートを実施して、そこで考えたことを授業の中で発表してもらいました。
10代から30代の人達の投票率は他の世代よりも低くなっていますが、投票に行かない理由として、自分の一票で何も変わらない、とか、誰に投票したらいいかわからない、とか、未熟な自分が投票したらあかん、という理由が多く挙げられています。主権者教育の授業では、こういった投票に行かない理由となっていることを少しでも解消できればいい、そのきっかけになればいいという思いで伝えています。
今回は、参議院選挙直前だったこともあり、消費増税という争点について取り上げて、様々な考え方、意見を紹介し、考えてもらうきっかけを提供しました。
選挙に行かないことは、自分自身をないがしろにすること。とにかく、まずは、等身大の自分で投票に行こうと思いをぶつけてみました。スポンジのような吸収力を持つ高校生にわずかでも何か伝わっていれば嬉しいです。11月には、鈴蘭台高校で、面白い取り組みをする予定ですので、そちらもまたご紹介できればと思います。
なお、主権者教育授業については、兵庫県弁護士会に申し込んでいただくと無料で講師派遣させていただきます。是非ともご活用ください。
http://www.hyogoben.or.jp/haken/index.html
(弁護士 坂本知可)