遺産も負債もないはずなのに死後3ヶ月を過ぎた後に負債の請求がありました

Q  私は長期間父と離れて暮らしていましたので亡くなった父の財産については何も知りませんでした。両親はもっぱら年金だけで借家で質素な暮らしをしており、母からは預金もほとんどなく、分ける遺産はないかわりに負債もないと聞いたので何もしないでおりました。

ところが、父の死後、10ヶ月ほどして金融機関から300万円の支払を求める手紙がきました。生前、父が友人の連帯保証人になっていたらしく、母も知らなかったということです。このような場合、私と母は父の負債を支払わなければならないのでしょうか。

A  他の項目(家族と関わり合いたくないので相続放棄をしたい  遺産をつかったあとで相続放棄をすることができるか)でもお答えしたとおり、お父さんが亡くなったことを知ったときから3ヶ月間を経過すると、もはや相続放棄の手続はとれなくなるのが原則です。

しかし、負債がないと信じたとしてもしかたがないといえるような事情がある場合には、裁判例は3ヶ月の熟慮期間は相続人が負債の存在を知り、または通常なら知ったであろう時期から起算するとしていますので、あなたの場合は負債の存在を知ったときから3ヶ月以内であることを裁判所に上記の事情を説明して相続放棄の手続を進めることになります。

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