消滅時効について

Q  6年前ぐらいに借りて、その後すっかり忘れていた貸金業者から、借金を返せという通知が届きました。返済を全くしていなかったので、遅延損害金がかなり多くなっています。どうにかならないでしょうか。

A  借金を返済しなくてもよい場合があります。

権利を一定期間行使しないと、行使することができなくなります。これを消滅時効といいます。
業者からの借入の場合は、5年で消滅時効が完成します(商法522条)。最終の弁済の時から5年経過していれば、時効の援用が可能となり、時効を援用することによって債務を免れることができます(民法145条)。

ただし、時効期間内に「中断事由 」がある場合は、それまで経過した時効期間が全て効力を失ってしまうので、時効を主張することができなくなります。
時効の中断には、裁判上の請求、承認(民法152条)等があります。
この場合、中断事由がなくなった時から5年(判決確定の時は10年)経過しないと時効は完成しません。

借金の一部でも弁済してしまうと、承認となり、時効の中断事由になります。ご自身の借金が時効にかかっているか分からない場合は、返済を行う前に、弁護士にご相談ください。

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