過払金請求とは

Q  サラ金業者などへの過払金請求って何ですか

A  お金の貸し借り(金銭消費貸借契約)における利息については、以前は、出資法(正確には「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」)第5条で年109・5%の高金利には処罰規定があり、他方、利息制限法第1条で、元本10万円未満の場合年2割、元本10万円以上100万円未満の場合年1割8分、元本100万円以上の場合年1割5分を超える利息はその超過部分が無効と定めていました。

この両法の金利の間の部分がグレーゾーン金利と言われ、利息制限法第1条第2項で「上記の金利を超える金利を任意で支払ったときは、その返還を求めることができない」旨の規定があり、貸金業の規制などに関する法律43条1項に貸金業者が貸付契約で一定の要件を充たしておれば任意で支払ったものとみなす旨のみなし弁済規定があり、その解釈が争われてきましたが、判例によって次第にその範囲が狭められ、2004年2月20日の最高裁判例により、事実上みなし弁済規定が適用される余地がなくなったため、利息制限法を超える「金利支払」はその超過部分が元本に当然充当され、翌月支払うべき金利は元本の減少で減額されて一層元本が減り、ついには元本がゼロになり、その後の返済金は貸主の悪意の不当利得(民法704条)として、年5分の利息を付して返還を求められることになりました。これが過払金です。

なお、平成18年の法改正で、利息制限法第1条第2項の規定は削除され、貸金業の規制などに関する法律は貸金業法と改称されてその43条1項も削除され、出資法第5条も改正され、として金銭の貸し付けを行う場合は年20%を超える利息には刑罰が課せられることになりました。

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