夫の暴力から逃げたい(DVからの避難)

Q  私には、子どもが一人います。夫から毎日のように暴力を受けており、身の危険を感じています。夫に知られずに逃げたいのですが、頼れる人もおらず、どこに相談すればいいかわかりません。また、夫から逃げた後、夫が私に近づかれないようにする方法はありますか。

A   (1)夫に知られずに逃げる方法
夫に知られずに逃げたい場合、配偶者暴力相談支援センター、市区町村役場、福祉事務所もしくは警察に保護を求め、緊急一時保護施設(シェルター)に避難できるように手配してもらいます。各機関はそれぞれ連携しているので、どこかに連絡すれば、適切な保護を受けられるようになっています。民間のシェルターであれば、直接連絡してすぐに入居できることもあります(ただし、利用料が発生します)。

なお、一時保護施設の利用は、2週間程度と限られているので、その後については、配偶者暴力相談支援センターや様々な関係機関によるサポートを受けて生活の再建を目指します。今後の生活再建のためにも、家を出るときは、現金、あなたや子ども名義の預金通帳、印鑑、健康保険証、その他身分証明になるものを可能な限り持って出るようにしましょう。

なお、公的な一時保護施設の場合、小学生以上の男子のお子さんについては、母親とともに入居できないため、児童相談所の一時保護施設で生活することになります。

(2)避難後の安全確保
裁判所から保護命令を得て、安全を確保します。保護命令とは、配偶者の暴力から被害者の生命・身体を守るため、裁判所が、被害者の申立てにより、一定期間、加害者を被害者から引き離すために発する命令をいいます。

保護命令の内容としては、接近禁止命令(つきまといや住居・勤務先付近の徘徊を禁止)、退去命令(被害者とともに生活している住居からの退去を命ずる)、子、親族等への接近禁止命令、電話・メール等禁止命令があります。

保護命令は、相手方の住所、申立人の住所又は居所の所在地を管轄する地方裁判所に申し立てます。申立てから発令までの期間は平均12〜13日であり、手続きの迅速性が図られています。

保護命令が認められるためには、配偶者から、配偶者からの身体に対する暴力(刑法上の暴行罪、傷害罪に当たるような行為)又は生命等に対する脅迫を受けたことと、配偶者からの更なる身体に対する暴力により、生命又は身体に重大な危害を受けるおそれが大きいことが必要です。また、保護命令が認められるためには、事前に配偶者暴力支援センターもしくは警察へ相談していることが必要です(電話相談では足りません)。

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