子どもの犯罪

Q  子どもが犯罪を犯した場合はどうなるでしょうか。

A  少年が犯罪を犯すことによって加害者となる場合があります。未成年者が犯罪を犯した場合は、成人のように刑事手続によって裁かれるのではなく、少年事件として家庭裁判所で審判されることになります。

成人の場合は犯罪者には刑事罰として死刑、懲役、禁固、罰金等がありますが、少年審判の場合は少年院送致、保護観察などがあります。成人の事件とは異なり、少年審判の場合は非行少年が二度と過ちを繰り返さないためにいかに更正させるかに重点をおいて、家庭裁判所調査官などの専門家が少年の性格の問題点や生育環境などについて調査、検討した上で処分を決めます。少年の抱える問題が大きい場合には、たとえ軽微な犯罪を犯した場合であっても、長期間少年院に収容されることもあり、単純に少年審判の方が軽いということはできません。

少年審判では、少年に自分の犯した罪の大きさや被害者の痛みを自覚させるための働きかけが続けられます。少年は周囲の大人の愛情が伝わればちょっとしたきっかけで見事に立ち直ることがあるという特性があり(少年の可塑性といいます)、このような方法で多くの少年の立ち直りを実現しています。

ただし、年長の少年が重大な犯罪を犯した場合など家庭裁判所が成人と同様に刑事処分に付した方がよいと判断した場合には、事件を再度検察官に送致し、検察官が起訴すると刑事裁判が行われ、成人と全く同じ扱いがなされることになります。

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