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「おいしい話」には十分注意しましょう!

弁護士 佐伯雄三

最近、クレジットカードのショッピング枠を「現金化」できますといった宣伝が目につきます。

テレビニュースでも紹介していましたが、クレジットカードですから、商品を購入したことにするため、「業者」からおもちやの指輪程度のものを20万円で買わされて高額の手数料を引かれ、手取は例えば17万円となります。そして、1か月後に20万円で決済するということになれば、年利200%以上の金利を支払わされたことになります。

そのような「業者」と加盟店契約をしているクレジットカード会社も悪いのですが、貸金業法の改正により貸付の規制がなされた結果、法の網をくぐって次から次へと新手の消費者、庶民を食い物にする「商法」が生まれてきています。このような「業者」とかかわりを持つことは絶対にやめましょう。未公開株を今買えば絶対にもうかるという話など、次から次へと「おいしい話」でだまされたという事件が絶えません。株式取引や商品先物は、確かに公の市場で取引され合法的なものですが、それでも絶対にもうかるという違法な勧誘により損害を被ったという事例があとを絶たないようです。超低金利の今、少しでも有利な運用をと誰もが思うのですが、超低金利の時代だからこそ、今の水準から大きく離れた有利な利殖方法などありえないことを肝に銘じましょう。

「おいしい話」に出会ったときには、今一度立ち止まって良く考えてみましょう。

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