本人どうしの話し合い

質問

裁判を起こしてしばらくして、相手の本人から弁護士抜きで本人どうしで話し合いをしたいと言ってきました。どう返事したらよいでしょう。

あなた自身の事件ですから、最終的な判断はあなたがします。しかし、双方に弁護士が入り、裁判や交渉が行われている場合、弁護士抜きで直接話し合わないのがきまりとなっています(本人どうしで話しをつけてしまった場合、結果の如何にかかわらず、弁護士に対して成功報酬を支払う義務が生じます)。それは依頼者と弁護士の信頼関係を破壊するということのほか、次のようなことが心配されるからです。

  • 相手方の言い分が本当に信用できるか、あなたにとって本当に有利な解決であるか、不安があります。専門家である弁護士が確かめるほうがよいのではないでしょうか。
  • 取り決められた内容が相手に確実に守られる保障がありますか。約束を確実に守らせるためには、裁判所の正式の書類を作った方がよいのではありませんか。
  • 話が中途でこわれたとき、あなたが相手に話した内容が後日裁判で、相手の証拠として使われる心配があります。そのような心配のないように、弁護士を通じて話しをしたほうがよいのです。